Belly DanceLesson

ベリーダンスが上達しない -間違った踊り方のクセを抜く方法

ベリーダンス経験者で「間違った踊り方のクセが抜けない」ことに悩む人は多くいます。
私自身の経験でも、イチからダンスを覚えるよりも、間違って覚えてしまったクセを抜くほうが10倍時間がかかると感じます。

これ大げさではなく、本当にそう。
ベリーダンスに限らず悪い癖ってなかなかやめられないですよね!
だって、悪いクセは繰り返すうちに、それがその人の習慣になってしまっているのだから。

じゃあ間違った踊り方のクセを抜くためにどうしたらいいのでしょうか。

答えはひとつ。
悪いクセが出ているときに、それに気づくことです。

『間違ったまま踊っている状態 』 を自覚する

クセが出ている状態のときに自覚することで、少しずつ新しい「正解」に意識をスライドしていくことができます。

ただ、ここでひとつ大きな問題が…

それは、悪いクセは無意識下で行われるので、自覚するのが難しいってこと…!

膨大な無意識の中で行われていることに、意識的にアクセスして修正するなら、ちょっとコツが必要です。
(しかも無意識は変化が嫌い…!)

無意識のクセを修正する方法

1、レッスン中に先生に指摘してもらう

間違った踊り方のクセを自覚するには、無意識でやっているときに先生に指摘してもらうのが一番の近道です。

その意味でおすすめなのはやはり、個人レッスンorセミプライベート(少人数)クラスで基礎を受けること
大人数のクラスでは、レッスン中ずっと自分だけをチェックし続けてもらうことができないからです。

>>大人数のグループレッスンと個人レッスンは目的が違う

2、自分で『 間違った踊りクセ』に気づく

「修正してくれる先生が近くにいない」という人には、こんな方法もおすすめです。

自分の基礎練習の動画を撮って繰り返し見る
正解はわかっているけどできない場合に有効。

★タイマーを使って意識する割合を増やす
パブロフの犬的な…噛み締めグセの改善にも使われます。

★鏡をたくさん置く
日常から意識する割合を増やす作戦。特に姿勢改善に有効です。

これらはベリーダンスの上達に限らず、無意識でやっている悪いクセを改善する方法になりますので、ぜひやってみてくださいね。

まとめ

そもそも論ですが、正しいやり方を知らなければ、出来てるかどうかがわからなければ、間違ったクセを抜けるはずもありません
独学や大人数でのレッスンだけでご自身の動きのクセを修正しようとする場合の難しさがここにあります。

正しいやり方を教えてくれるのはもちろん、ご自身の間違ったやり方の「どこが問題なのか?」まできちんと具体的に指摘してくれる先生に、定期的に確認してもらうこと。
やはりこれがベリーダンス上達の近道なのです。

※余談ですが、身体感覚が優れている人は自身の身体の小さな違和感にも気づきやすいので、間違ったクセも抜きやすくなります。
「踊り方の変なクセが抜けない」と苦戦している人は、まず身体感覚を目覚めさせることからはじめてみると良いかもしれませんね!