Belly DanceLesson

間違ったヒップサークルのNGパターン

上体を引き上げていない

上半身を引き上げずにヒップサークルをすると、へっぴり腰のようになってかっこ悪く見えてしまいます。

ベリーダンスらしくない動き…たとえば前回しをしたときにおじさんのような姿に見えたり、後回しをしたときにおばあちゃんのような姿に見えるなら、これが原因かもしれません。

さらにこのタイプは骨盤を前に突き出そうとするあまり、膝がひらいていわゆる『ガニ股 』 ぎみになる人が多いのも特徴。

骨盤が後傾ぎみの人がやってしまいがちな、間違ったヒップサークルです。

骨盤がインになっていない

ベリーダンスのヒップサークルは、常に骨盤をインにした状態で回します。

どこか(特に後回し)で骨盤がアウトになってしまうクセのある人はとても多いのですが、これだと腰を痛めますし、ベリーダンスではなく『なんかエロい 』 感じになってしまいます。

後回しをする際に骨盤がアウトになってしまうのは、骨盤をインに保つ筋肉がしっかりと使われていないから。

もともと反り腰ぎみの人は、お腹の力を抜いて立つのがクセになっていませんか?
そのまま腰を後ろに回したら、背中が反って、お尻を突き出したような恰好に見えるはずです。

ヒップサークルをする際に、お腹の力を抜いたまま楽に動かしているとしたら要注意です。

腰が痛い

ヒップサークルは骨盤をインにしたまま動かすムーブメントなので、特に前回しの際にはお尻をきちんとしめておく必要があります。

お尻の力を抜いたまま前回しをすると、腰~背中にかなりの負担がかかります。
さらにそのまま後回しをしたら…当然骨盤はアウトの状態になり、やはり腰に負担をかけてしまいます。

お尻の筋肉を締めるのは、ヒップサークルの際に腰を守るため。
ベリーダンスを踊ると腰が痛い、という人は、お尻の力が抜けたまま踊っていないか、腰に負担をかけていないか、今一度チェックしてみましょう。

※ヒップサークルはきちんと行うと全身の筋肉を使います。
練習のしすぎでなる筋肉痛と、間違ったヒップサークルによって腰を痛めることは違いますヨ!

おへそが正面を向いていない

お尻の力が抜けていると、骨盤を左右にスライドする際に腰がツイストしてしまい、平行に動かせません。

また脇腹や腰の筋肉が硬い人も、伸びるべき筋肉がうまく伸びないので、腰をツイストすることでカバーしようとしがち。

ヒップサークルで横に腰をもってきたときにおへそが正面を向いていなかったり、骨盤が床に平行になっていない人は、間違ったヒップサークルをしています。

ご自身のヒップサークルに『腰回し体操』みたいな印象を受ける人は、もしかするとこれが原因かもしれませんよ…!

骨盤の左右スライドをする際には、おへそが正面を向くように意識して練習しましょう。

まとめ

ヒップサークルなど基礎のムーブメントがうまくできない原因は、さらにその基礎、つまり基本姿勢が身についていないことや、身体の使い方のバランスが悪いことが原因です。

大人数のグループレッスンではなかなか丁寧に直してもらう機会もないと思いますが、何年も間違ったやり方のまま 『なんとなくヒップサークル』 を続けてしまうと、間違ったクセがなかなか抜けなくなってしまいます。

一度身についてしまった『踊り方のクセ 』 を自分ひとりで修正するのはとても大変。

>>ベリーダンスが上達しない-間違った踊り方のクセを抜く方法

「どこが悪いのかわからないけど、なんかやりにくい。素敵に見えない」
という人はぜひ一度、Oriental Dance Therapyのレッスンを受けてみてください。

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