Belly DanceColumn

大人数のグループレッスンと個人レッスンの違い

グループレッスンと個人(または少人数制)レッスンは、教える側としてはレッスンの目的が違います。

グループレッスンは『不公平感が出ないよう、広く浅く』が基本

たとえば、大人数のグループレッスンの場合は限られた時間内で全員の満足度を上げる必要があるため、ひとりひとりをじっくり見ている時間はほとんどありません。

もし生徒さんひとりひとりの動きをチェック&修正しようとした場合には、インストラクター1人に対して生徒が10人いたら、1人に2分ずつ時間を使っただけで20分。

そして自分以外の誰かがチェックを受けているあいだ、つまり18分は自主練のような感じになってしまいがちです。

だから、たとえ動きが全然できない生徒さんがいたとしても、簡単な注意点を伝えるくらいで、その人ができるまでじっくりお教えすることは難しいです。

生徒さんひとりひとりの上達よりも、他の生徒さんとの不公平感がでないように…を優先してしまうのは、グループレッスンでは当然のことだからなんです。

これは特に、入門、初心者クラスで顕著です
(基礎が身について身体意識が高まっていくほど、レベルが上がるほど、動きの飲み込みや理解力も上がる傾向にあるため)

ということで、特に初心者向けのグループレッスンでは、どうしても『理解力や運動神経の違う生徒さんみんなが楽しめるような広く浅いレッスン』になりがちです。

もちろん、特に上達したいというわけではなく、「お手頃に楽しく身体を動かしたい!」というのであればグループレッスン一択ですね!

個人レッスンは『自分の身体の取り扱い方法を学ぶ』ためのレッスン

一方で、個人レッスンの場合には、その生徒さんのレベルに合わせてレッスンが進みますから、「できない動きはそのままで、とりあえずハイ次!」みたいなことにはなりません

その生徒さんのためだけに時間を使えますから、理解度に合わせてわかるまで繰り返し丁寧にお教えすることができます。

私たちの身体は、体格、骨格、筋肉量、歪みなど、個々に違うクセがついています。
そのひとりひとり違うユニークな身体グセに合わせて「どこを意識したらいいか?どう身体を使ったら動かしやすいか」に気づき、学べるのが個人レッスンの最大のメリットです。

初心者さんほど、個人レッスンがおすすめ

つまり、初心者の人ほど個人レッスンが必要で、基礎が身についてレベルが上がるほどお手頃なグループレッスンでもいいんです…が…
一般的な傾向としては、「初心者だからグループレッスンで…」みたいな感覚の人が多いのかな?と。

もちろん、もともとほかのダンスや運動をしていて身体感覚が高い人なら、グループレッスンだけでも上達していくかもしれません。
まあそういう人は、それこそYoutubeのレッスン動画だけでもある程度うまく踊れてしまったりね★

でも多くの人は、グループレッスンで何年もやっているけれどいまいち上達せず、もともと身体感覚の良い上手なクラスメイトと比べて落ち込んだり、
「こんなにレッスンに通っているのに上達しないなんて、私には向いてないのかな?」と悶々としたりするのではないでしょうか?

少なくとも私はそうでした(^_^;)
上達してる感がなくなってくると、気持ち的にもマンネリになったりしてね。
その頃はスタジオでの個人レッスンしかなかったので、
個人レッスン = 超高い!スタジオレッスン3回分じゃん!
という発想で、選択肢にさえ入れていませんでした。

続けられる価格だから上達しやすい

やる気はあるのに上達しないと感じているなら、ぜひ一度、個人レッスンを受けてみてください。
ご自身の『何が』上達の妨げになっているのか、目の前の課題がクリアになるかもしれませんよ。

そしてこれから始めようと思っている初心者さんは、個人レッスンからスタートすることも検討してみてくださいね。

スタジオでの個人レッスンはどうしても割高になってしまうものですが(グループレッスンの2.5〜3倍くらい)、今はオンラインでレッスンがあります。
私の行っているオンライン個人レッスンの場合には、スタジオレッスンの1.5倍くらいの金額でお受けいただけます。

あと、「オンラインレッスンは質が低いのでは?」と思われる人も多いと思います。
でも実際、私がオンラインレッスンを初めてから一番感じたのは『スタジオレッスンと同じくらい、生徒さんの動きの問題点がよく見える』ということです。

よく生徒さんからも「なんで(そんな小さなこと)わかるんですか…!?」と驚かれたりするんですが、画面越しの少ない情報だからこそ、こちらも『生徒さんの動き』により集中して見ることができるんだと思います。
(私が目(動体視力)がいい、というのも少しはあるかも)

そんなわけで、インストラクター側から見た『グループレッスンと個人レッスンの教え方の違い』についてでした。