Belly DanceLesson

姿勢が悪いままテクニック練習を頑張ると

ベリーダンスは、バレエや社交ダンスなどと比べてどうしても娯楽の要素が強いのか、きちんと姿勢の大切さを教えているレッスンが少ないように感じます。

でも、基本姿勢をないがしろにしたままテクニックばかりできるようになろうと練習すると、のちのち困ったことになるかもしれません。

1.身体をいためる

姿勢が悪いまま動こうとすると、特に首、肩、腰に負担がきます。

筋肉痛の重だるさを超えて、スジをやってしまったような突っ張る痛みがあるなら要注意!

上達のためには自分の110%でやってみることも必要なのですが、それは基本姿勢がきちんとできていることが前提のおはなしです。

基本姿勢が取れていないまま自分の限界を越えようとすると、足りない分の筋肉を別の筋肉で補おうとしてしまうのが人間の身体なのです。

2.素敵に見えない

基本姿勢が身についていない人と、体幹が安定している人とでは、同じ初心者でも見た目の印象は随分違います。

アドバンスのテクニックがなんとなくできるけれど姿勢がいまいちの人と、基礎の動きしかできないけれど姿勢の美しい人なら、間違いなく後者の方が素敵です。

3.動かしにくい、軸が取れない

姿勢が悪いままいくらアイソレーション(部分的に動かすこと)の練習を頑張ったところで、それは土台のぐらついた基盤の上に家を建てようとしているようなもの。

何度建て直してもグラつく家なら、それは無駄な時間と労力にしかなりません。基礎工事からやり直す必要があるでしょう。

まとめ

一見良い姿勢が取れているように見えても、きちんと体幹で軸が取れているのか、全身の筋肉でどうにかバランスをとっているのかは、ターンをしていただくとわかりやすいです。

Oriental Dance Therapyのレッスンでは、基礎練習としてターンを繰り返しやりますが、これにはそんな意味もあるんですよ★