Belly DanceColumn

私のベリーダンスはじめて体験

私がはじめてベリーダンスの体験レッスンを受けたのはもう15年以上前のこと。

当時はまだベリーダンスが流行る前だったこともあり、何年もやっているような生徒さんたちもいなそうで、正直 「何がうまくて何がへたなのか?」 正解がいまいちわからない状態でした。

「自分だけできなくて恥ずかしい…」 といった恥ずかしさもあまり感じずにすんだので、ある意味ラッキーだったと思います。

自分が 『若かった』 ことも大きいかもしれません。まだ学生だったので人生経験も少なく、ダンスがうまくできないからといって傷つくほどのプライドもなかったんだと思います。

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ベリーダンスを習い始めて数年後、初めて発表会で人前で踊るチャンスがありました。

踊っているときはただ夢中だったのですが、あとでもらったDVDを観て愕然…!!!
「なにこれ、ダンシングベイビー(当時はやっていた、キモ可愛く踊る赤ちゃんキャラクター)じゃん………」 と。

始めたばかりじゃないんです。真面目に通って数年後の踊りです。

ベリーダンスを辞めようかと思ったくらいのショックでした

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そしてさらに数年後、人前で踊る機会も増えた頃にトルコのフェスティバルに参加しました。

そこで受けた本場のWSで…ほとんどやったことのなかったジャンル(ロマダンス)とはいえ、先生の言葉(トルコ語)がまったくわからなかったとはいえ……まったくついていけない!!!

友達と一緒に参加していたのですが、お互いの踊りが面白すぎて、鏡に映る自分の姿がひどすぎて、なんか笑いのツボに入ってしまいもう色々と大変でした。

あの経験は一生忘れられません。笑いをこらえすぎて脇腹が筋肉痛。

あまりにもできなさすぎると、人は自分の姿を俯瞰して笑うことで 『できないこと』 によるショックを和らげようとするのかもしれません。

「私はこれくらいできるはず」 と思っているから、うまく踊ろうと思い、それができなかったときに傷つくのでしょう。

ベリーダンスが 「うまく踊れない」 と落ち込んでしまう方は…

1.「できるはず」 の前提をやめてみる(そんなに簡単に踊れたら何年も習っている人はいないはず)
2.レッスンでうまく踊ろうとしない(うまく踊れるようになるためのレッスンです)
3.人目を気にしなくていい環境で練習する(うまくなるためには個人練習は大切です)

恥ずかしさをたくさん経験することは、自分を成長させてくれます。
「今はこうだけど、こうゆう風に踊れるようになりたい」という気持ちが、習い事を上達させる秘訣なのではないでしょうか。

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