Belly DanceColumn

ベリーダンスの振付を覚える4ステップ

年齢的な物忘れはさておき、物覚えには個人差があります。
記憶力がとても良い人、身体感覚がすぐれている人以外の「普通の人」は、まず以下のことができているかみなおしてください。

あたりまえのことですが、覚える気がないと覚えられませんヨ…!

書いて覚える

初心者のうちは、とにかくまず書いて覚えること。
お仕事の場でもそうですが、記憶していられないのに書かないで覚えられないと言うのは…「そりゃそうでしょう」と思われても仕方ありません。

なんで書くかって、家で自主練するためですよ★
覚えてられないなら、自主練のしようがないですもんね!

レッスン中にメモすることができなければ、終ったあとすぐにスマホにでもメモりましょう。
グループレッスンならレッスン仲間と協力しあって思い出すのもおすすめです。

また、個人レッスンならレッスン中にメモを取らせてもらうか、それがだめなら思い出せない部分は先生に聞きましょう。
レッスン中だけで覚えられないことを怒る先生はあまりいないと思いますから、次のレッスンの際にでも復習してもらうこともできます。

動画を撮って覚えるのもいいのですが、撮って満足してしまい意外と見返さない人が多いもの…
(私もそう)

振付を覚えたいならぜひ自分の手で、文章と絵で全体の構成を書いてみましょう。
絵といっても棒人間レベルで大丈夫。自分がわかればいいんです!

私のやっている振付の書き方はまた別の記事でご紹介しようと思います。

身体で覚える

何も復習せずに次のレッスンまで振付を覚えていられる人のほうがめずらしいはず。

レッスンの時間を楽んでいる、というだけなら自主練は必要ないけれど、振付を覚えて踊れるようになりたいと思うなら、忘れないようにしないといけません。
週3回以上レッスンに通っている人以外は、レッスンで習ったことを復習しましょう。

おすすめは、『レッスンでやった振付パートを毎日1回復習。躓かずに踊れたらたとえ1回でもそこで終了 』 という方法。

振付を覚える際の自主練は、時間単位でするよりも、躓かずに踊れたかどうかを基準にしたほうが集中力を持って取り組めるからです。

イメージで覚える

頭の中で勝手にストーリーをつくって覚える方法もあります。
想像力を働かせて、連想ゲームのように振付ストーリーを組み立ててみましょう。

これは特に自分で作った振付を覚えるときに効果的ですよ!

基礎を見直す

それでも覚えられない!という人は、もう一度基礎を見直してみてください。

そもそも振付で使う動きはすべて、これまでやった基礎の応用ですから、基礎テクニックがきちんとできていないと応用の動きが覚えられるはずもありません。

知っている動きの応用を覚えるのと、知らない動きの応用を覚えるのでは大きな差があります。
(Aの基礎しかできないのに、BとCの応用を覚えるなんて私にはむり)

また、振付を覚える際には「スムーズな重心移動」 ができることもポイントです。
振付のつなぎの部分でスムーズに重心移動が行えると、踊りに一体感が出るのはもちろん、次の振付が思い出しやすくなるというメリットが。
ひとつひとつのムーブメントの基礎で正しい重心や動かし方が身についていれば、それだけ振付を覚えるのも早くなるというわけです。

多くの場合、振付が覚えられないのは「次の動きの準備ができていない(頭に入っていない)」ことと「練習量が足りない」から。

振付が頭に入っていると、振付で頭がいっぱいになることなく踊りに集中することができますよ!

ちなみに私は振付を覚えるのはだいぶ早くなったものの本番でうっかり忘れるタイプです…


▼はじめての方も経験者さんも!小金井スタジオの単発ベリーダンスレッスン。