フェセンジュンの作り方

『セクシー田中さん』で気になる料理といえば、作中に出てくるサバランというお店の「フェセンジュン」。

フェセンジュンはペルシャ料理(イラン)だそうです。

レストランで踊るベリーダンサー的には「トルコ料理」や「エジプト料理」、そして「インド料理」のお店で踊ることがおおく、それらの料理にはなじみがあるんだけど…

ペルシャ料理はちょっと珍しい。

私自身もペルシャ料理を食べられるお店には行ったことないんだよね…

でも今行ったらドラマの影響で絶対混んでるだろうし、ドラマの人気が落ち着いたらそのうち行ってみたいなぁなんて思いつつ、とりあえず食べてみたいので作ってみることにしました。

検索したところ、いろんな作り方がありますね。

まあなんとなくは『クルミとザクロペーストで煮込んだ鶏肉」だとわかったので、いくつかのレシピを参考に、簡単に作れて口に合いそうなアレンジをくわえました。

本場のものとは違うだろうけど、なかなか美味しかったのでぜひ！

フェセンジュンのレシピ

①クルミ70g＋水50ml

②とりもも肉1枚(大きめ)＋塩少々＋カレースパイス大さじ1

③たまねぎ1個

④水300cml

⑤砂糖大さじ1.5＋塩小さじ1弱＋ザクロ濃縮エキス大さじ3

⑥お好みでシナモンパウダーや黒胡椒

①クルミ70g+水50mlをすりつぶしてペースト状にする。
私はクルミと水をミルサーに入れて10秒まわしました。

②もも肉を一口大にカットして、塩とカレースパイスを揉み込みます。
ほかのレシピにはターメリックと書いてあったりしたのですがなかったので、いつもカレーに使ってるナイルレストランの「インデラカレー」を使用。ターメリック入ってるでしょ。フライパンで表面に焼き色をつけてから取り出しておきます。

③たまねぎをみじん切りにして、②のフライパンに残った油で炒めます。
みじん切りはチョッパーなら速攻10秒。たまねぎ片が飛び散らないから猫のいるご家庭も安心です。

④③に水300mlと①のクルミペーストを入れて混ぜ、そこに②のもも肉を戻します。蓋をしてたまにかき混ぜながら15分くらい煮込みます。
クルミのせいかけっこう跳ねるので蓋は必須。たまに蓋を開けてかき混ぜながら水分を飛ばしていくイメージ。

⑤④に砂糖大さじ1.5と、塩小さじ1弱、ザクロ濃縮エキス大さじ3を加えてさらに10分焦げないように煮込みます。本当は「ザクロペースト大さじ2」と書いてあったけど…「ザクロ濃縮エキス(10倍の水で割ってザクロジュースになるやつ)」を大さじ3で代用しました。

⑥最後に味を微調整。味見したら「これシナモン合うなー！」と思って勝手に追加しました。全体的に甘酸っぱい味なので黒胡椒も良い感じ。完成です！

本当はごはんもバスマティライスを使い色や香りをつけて添えるみたいなのですが、ちょうどバスマティライスが切れてたからふつうに玄米ご飯で食べました。

本場のものはザクロペーストを使い、煮込み時間も長いから色も濃くなるみたいだけど。これは調理時間合計30分くらいのファストレシピなのでまあこんなもんでしょ！

「甘酸っぱいシチュー」と形容されていたのでちょっと心配だったけど、スパイスとクルミペーストが食欲をそそり、思ったよりも玄米ご飯に合います。
うちは塩麹漬けにして冷凍してる鶏肉を使ったので、お肉もより柔らかくほろほろでした。

さらに生クルミをあく抜きせずに使ったせいか（めんどくさくて）、すこし渋みのあるクルミペーストのコクがさらに異国料理感たっぷりな仕上がりに。スパイス料理が好きな人ならハマるかも。

ミルサーとかチョッパーがあれば下準備は超簡単だし、あとはほぼ『煮込むだけ』のシンプルで簡単でおいしい一品。よかったらおためしあれ〜

▽うちのはこれ

余談ですが、ランチにこれ食べ終わった直後から私と家族は強烈な眠気に襲われました。

クルミは美肌効果やアンチエイジングの効果が高いことで有名だけど、睡眠改善の効果もあるみたいです。食べるなら夜がいいかもね。