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今を生きて未来を創る

ここ数年は「風の時代」といわれ、占星術的に新しい時代への切り替わりのタイミングとされていますが、私たち人間もこのタイミングで二極化が進むと言われてきました。

ざっくりいうと「古い世界の価値観に生きる人」と、「新しい世界で生きる人」です。

世の中は新しい時代に切り替わっているのに、古い世界に生きている人は変化を恐れるあまり古い価値観に固執してなかなか動けません。腰が重く、エネルギーも重いので、頑張ってもなかなか成果に結びつかず「なんでうまくいかないんだろう…」と不満が募ります。

自分だけ置いていかれているような不安や焦りにとらわれる一方で、同じく古い世界に生きている人同士で固まって下の方に沈んでいきます。

新しい世界では、様々な物事の実現スピードがはやまります。

新しい世界を楽しめるのは、軽やかでスピーディーなエネルギーを持った「積極的に変化していける」人だけ。

不安や恐れ以上に「ワクワク」をモチベーションにして動くので、同じように変化を積極的に楽しめる人同士が自然と出会い、繋がりはじめます。

「同じような性質を持ったもの同士」は一緒にいて楽なので、努力せずともひかれあいます。性質の違う人同士は一緒にいて違和感や緊張を生むので居心地の悪さを感じて離れていきます。

これは一般的な多様性の話とはまた違い、多様性という大きな水槽の中で、重い水と軽い水で分離していくというイメージ。

これが「風の時代」の二極化です。

はやい人では何年も前からこの新しい時代のルールに従って生き始めていますし、そんな人たちは「今までと同じようにやっているだけなのに、最近なんかうまくいきはじめたな?」と感じられていることでしょう。

そうでなくとも多くの人は「最近なんかやけに時間の流れがはやくなったな…」くらいには感じられていると思います。

そして古い世界に生きることを選んだ人たちは「最近なんかしんどいな、生きづらくなったなぁ」とボヤいているかもしれません。

時間は有限

今あるチャンスにはとりあえず乗ってみる。今できることは今やる。このシンプルなルールは自分が新しい世界に生きているかどうかを見極めるもっとも正確な方法です。

時間の流れはとてもはやくなり、世の中も刻々と変化しています。

ハイパーインフレのイメージで理解するとわかりやすいかもですが、「いま目の前にあるものは今買っておかないと、次に買おうと思ったときには値上がりしている」んです。これはお金の話だけではなく、時間の価値に置き換えても同じこと。

日本は長期のデフレの影響でずーっと物の価格が安いままでした。だから私たちも「今の100円も10年後の100円もたいして変わらない価値だろう」「今買っても3年後に買っても同じだろう」と思っている人が多いように感じます。

でもそれは過去の時代の価値観です。私たちは日々老化していきます。いまの世界の変化スピードから考えると、今の1年は5年後の1年間の2.5倍くらいの価値がありそうです。

「いつかやろうと思ってる」「そのうちやってみたい」「いまはまだできない」そう自分に言いわけしているうちに、「そのうち」のチャンスは2度と訪れなくなるかもしれません。

「次」はないかもしれない、そう思って生きていれば決断がはやくなり、行動もはやくなります。

うだうだ考えているうちに良いタイミングを逃すことがなくなりますし、自分にとって大切なこととそうでないことがはっきりし、本当に必要なことに時間を使えるようになるので人生が前向きで楽しくなります。

思い立ったら即行動。やりたいことを先延ばしにしない。今を主体的に生きることは、この先の未来を創ることなのです。

他人から与えられた未来にあまり希望は持てません。(他人に幸せにしてもらおう、楽しませてもらおうとする受け身の人は新しい世界を楽しむことができません)。

あなたはどんな未来を創りたいですか?