ベリーダンスで使うベールは大きく分けて・シルクベール・シフォンベールの2つがあります。
シルクベールの特徴
シルクベールは軽くて空気を含んだときのなびきかたがとても美しいのが特徴です。
ゆったりした踊りのときに使うと余韻が素敵ですが、力の伝わるタイムラグが大きいので、速い動きで扱うには向きません。
シフォンベールの特徴
一方でシフォンベールは透け感があり、シルクベールに比べて重めです。
透け感が欲しいときや、激しく動かしたいときにはこちらがおすすめです。
Oriental Dance Therapyのおすすめ
一般的に初心者の方はお手頃で扱いやすいシフォンベールから始めることが多いようですが、ODTでは最初からシルクベールで慣れていただくことをおすすめしています。
理由は『きれいだから!』です…!
シルクベールの一般的なサイズは270×110㎝です。
それよりも短いサイズも売っていますが、よほど小柄な人でないかぎりは一般的なサイズを買うことをおすすめしています。
私も150㎝前半と小柄ですが、270×110㎝のサイズで大丈夫ですし、慣れてしまえば4mのロングベールも扱えるようになりますよ!
シルクベールをうまく扱うコツ
シルクベールを扱うには少しコツがいります。
・姿勢を良くすること・脇を閉じない
・空気を含ませるように大きく動かす
・腕だけではなく、体幹や全身を使って動かす
・ベールに言うことをきかせようとしない
絡まるときはたいてい↑のどれかを忘れていたりします。
うまく扱えないときは、ひとつずつチェックしてみてくださいね。
まとめ
よく『ベールと戯れるように』といいますが、こちらが一方的に思うまま動かそうとするほど、うまくいかないようです(※シフォンベールの場合にはある程度力でコントロールします)。
人とのコミュニケーションでも3割話して7割聞くくらいが良いと言いますが、シルクベールとのコミュニケーションでも【自分の力3割、ベールの重さと空気の力7割】くらいがちょうど良いかもしれませんね。
私の話を聞いて!というスタンスじゃなく、ちょっと相手に「こうしたいんだけど、どう?」と話をふってみて、そのあとの相手の出方によってこちらも足並み揃えていこう。みたいな?
また、絡まることを恐れていると腰が引けたり上半身が反ったりして、ますます絡まってしまうことに…
見た目にも必死さが出てしまうので、シルクベールの美しさがイマイチ引き出せません。
「絡まってナンボ」くらいの気持ちで、堂々とシルクベールと接しましょう!
シルクベールの扱いを見るとけっこうその人の性格(コミュニケーションスタイル)が見えたりするので、おもしろいですよ★
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